すでにワールドカップ本戦に出場することが決まっている韓国代表チームが、予選最終節でUAE代表を相手に敗戦した。
ファン・ヒチャン、ソン・フンミン、ファン・ウィジョという豪華3トップでこの試合に臨んだ韓国であるが、なかなかゴールを奪えず。
コーナーキックを16回獲得するなど押し込み続けるも、UAEの守備を崩すまでにはいたらず、逆に後半8分にカウンターから19歳のFWハビブ・アブダラー・シュハイルにゴールを許した。
そして結局そのまま0-1で試合を終えることになり、韓国にとっては昨年3月の日本代表戦以来となる国際Aマッチでの敗戦となった。
『朝鮮日報』によれば、韓国代表を率いているパウロ・ベント監督も以下のように話していたという。
パウロ・ベント
「明確に我々はうまく行かなかった。そして相手はゴールを決めた。UAEには今後のプレーオフに幸運があることを願うよ。彼らの勝利が正当な結果だ。祝福したい。敗戦は私に責任がある。
今日我々が見せた姿には失望せざるを得ない。結果だけではない。競技力も、態度などにも失望しなければならない。こんな話をするのは初めてだが、この感覚を隠すこともできない。
これは最終予選最後の試合だった。この警告をよく理解しなければならない。そうでなければ今後問題が大きくなるだろう」
韓国はこれでイランに次ぐグループ2位に。7勝2分け1敗という結果で最終予選を終え、ワールドカップ本戦への出場権は獲得している。
しかしアジア最強クラスのストライカー陣を擁しながらも、予選本番になると得点力不足になるという不思議な状況となっている。