アーセナルが今シーズン行っていた広告のいくつかが、広告基準当局によって禁止されてしまったようだ。
『Mirror』によれば、問題となったのは『チリーズ(Chiliz)」というブロックチェーンのプロバイダー。
彼らとの提携によりアーセナルが発行した暗号通貨「$AFC」は、購入者がアーセナルのファンサービスに対して発言権が与えられるといういわゆるファントークンであった。
ようこそ!アーセナル🔥
この度、アーセナルF.C @Arsenal と新たにパートナーシップを締結いたしました🌶
pic.twitter.com/A2prRnBgys$CHZ 🌶 $AFC
— Chiliz Japan 🇯🇵 (@Chiliz_Japan) July 19, 2021
【動画】アーセナルとChilizのコラボレーションで行われた広告
8月12日にはベン・ホワイト、カラム・チェインバーズ、キーラン・ティアニーが出演して「勝ったときにどんな曲を聞きたい?Socios.comのアプリをダウンロードして、トークンを購入して投票してくれ」という広告がFacebookに投稿された(すでに削除)。
記事によれば、規制当局は暗号通貨や投資におけるリスクを十分に説明していないこと、多額の現金を失う可能性があること、トークンで利益を出した場合税金支払いの義務があることを明記していない点を問題視。
アーセナルは「トークンは暗号通貨として販売されているわけではない」と主張したが認められず、今回広告が禁止されることになったという。