「彼はじっくりと長い時間をかけて検討し、確信できないという私と同じ見解に至ったと思う。
したがって、彼はクリア(無罪放免)にしなければならなかった。
残念ながら、レッドカードの他には何もないからね。レッドカードになるか、なにもなしかだ。
イエローカードやフリーキックになる規定は存在しないので、アットウェルはそこに座っていた(介入しなかった)。
彼は主審にピッチ上のモニターで確認するように指示することができたか。
もし、主審をモニターに行かせれば、主審に(ファウル)寄りだと指し示すことになる。
ディーンがモニターに行かされて、映像を見たら、アットウェルがレッドカードだと信じさせるように導くことになる可能性がある。
だから、彼はそれがレッドカードだと思わない場合、クリアにして、何もないことにする。
このプロセスで残念な点は中間点が存在しないことだ」
冨安への顔面踏みつけにVARが介入しない理由 プレミア元審判が解説
Text by 井上大輔(編集部)
神奈川県出身。もともとは野球小僧だったが、1998年W杯をきっかけにサッカーにも熱中。ウイイレなどのサッカーゲームにも、ドはまりした。好きなリーグはよく見ていたリーガ・エスパニョーラ。
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