先日行われたバイエルン・ミュンヘンの年次総会。国として人権問題を抱えるカタールのスポンサー「カタール航空」についての議論で紛糾した。
不満を表明した会員がヘアバート・ハイナー会長の解任を訴える場面も。会員からさらなる発言を求められたハイナー会長だが、5時間を超えたところで会議を打ち切った。
バイエルンとドイツのレジェンドであるローター・マテウス氏はこの一件を「恥」だと感じたようだ。
『Sky』に対して、「当然ながら、ファンが求めるもの全てを行う必要はない。最低でも耳は傾けるべきだ。バイエルンを際立たせてきた一体感は足元で踏みにじられた。我々は常にひとつのユニットとして、成功を一緒に祝い、敗北に耐えてきた。だが、そういう類似性は見られなかった」と述べたそう。
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また、前会長のウリ・ヘーネスも「バイエルンで見てきたなかで最悪の出来事だった」と述べている。