この夏にレアル・マドリーへの移籍を希望していたPSGのフランス代表FWキリアン・エムバペ。
レアルのフロレンティーノ・ペレス会長も彼を獲得できなかったことを認めた。
『SPORT』などによれば、ペレス会長は、PSGやマンチェスター・シティ、ニューカッスルなど実質的に中東諸国が保有するクラブを揶揄する発言をしたという。
フロレンティーノ・ペレス(レアル・マドリー会長)
「契約が満了になるならそれに越したことはないが、いまは(国)保有クラブが選手を売らないという狂気の沙汰がある。
2億ユーロ(260億円)でも、彼らは売らない。
私は外部からの金ではなく、経営がメインだと考えている。
欧州のトップ30クラブが国保有になる時代が来るだろう。それは欧州共同体の原則ではない。
私は戦うためにここに来たし、ずっと戦っている。
我々は契約を順守しつつ、いい選手や最高の選手を獲得しようとしている。
とはいえ、我々は彼らに支払う意思がなければならない。2億ユーロを出しても、彼らは売ってくれない」