『Planet Football』は、「レアル・マドリーが真剣に獲得を狙ったものの、取り逃してしまった選手たち」という記事を掲載した。

世界最高クラスのクラブとして知られるレアル・マドリー。今夏は特に大型補強を連続して行っており、日本から久保建英も獲得している。

しかし、そのようなクラブから誘いを受けながらも加入を拒否した選手、そしてレアル・マドリー側がギリギリで手を引いたという者もたくさんいる。そんな選手たちとは誰か?

ロナウジーニョ

レアル・マドリーが「銀河系軍団」のポリシーを持って活動していた2000年代初頭。サッカーの技術はもちろんのことであるが、選手自身のブランド価値も重要視されていた。

おそらく、それがフロレンティーノ・ペレス会長がロナウジーニョの獲得をギリギリで見送った理由だと言われている。彼のルックスがクラブのブランドイメージに反すると。そして会長ははるかにマーケットで価値を持っていたデイヴィッド・ベッカムと契約した。期待どおり彼はピッチの外で大きなビジネスに結びついた。

しかしロナウジーニョが2006年にバルセロナをチャンピオンズリーグ優勝に導いた時、そしてエル・クラシコで素晴らしいゴールを決めてサンティアゴ・ベルナベウの観客から拍手を受けたとき、ペレスは自身の判断を後悔したかもしれない。