フィリペ・コウチーニョ

リヴァプールから1億3500万ユーロ、ボーナスを加えればさらに巨額の移籍金が支払われたというコウチーニョ。29歳になった彼はまだバルセロナで信頼を受けることができていない。皮肉にもその復活はレンタル先のバイエルンで行われ、復帰してからは怪我に悩まされている。

彼は絶滅危惧種の選手で、ドリブルやスピードではなくビジョンやパスレンジ、シュート技術などでチームに変化をもたらす選手だ。そして、ロナルト・クーマン監督の下ではウイングとして起用されたものの今一つ能力を発揮できたという印象もない。

チャビ・エルナンデス監督のサッカーにはどちらかと言えば合うタイプではあるだろうが、どちらかと言えばインサイドの方がフィットしそうだ。ただそこにはガビもペドリもデヨングもいる…。