14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節で、バイエルンを相手に0-3と敗れたバルセロナ。

内容としてもほとんどいいところがないような90分で、なんと枠内シュート数はゼロ。カンプ・ノウで何も出来ずに完敗という結果であった。

『Mundo Deportivo』によれば、その結果を受けてバルセロナはフロントの重役を集めて緊急会議を開催したという。

出席したのはジョアン・ラポルタ会長、副会長のラファ・ジュステ、フットボールダイレクターのマテウ・アレマニーら。

その議論のトピックは、重要な試合におけるチームのパフォーマンスの低さと、圧倒されてしまったサッカーの内容であったとのことだ。

そして、その中ではチームが抱えている問題点がいくつか示されたというが…。

  • チャンスを得た若い選手たちのイメージが良かった
  • 怪我人が多く完全なメンバーが揃っていない
  • まだシーズンは始まったばかりで決定を急いではいけない

これらの点が考慮され、ロナルト・クーマン監督を解任することは時期尚早であるという結論に達したという。

そして負傷した主要選手が戻ってきてから目に見える改善の兆候が出るかどうかを確認し、それ以降に決断を下す…というコンセンサスが取れたとのことだ。

ジョアン・ラポルタ会長は自身のSNSでサポーターへのメッセージを投稿しており、「クラブを信じてほしい」と語っている。

【動画】緊急会議のあと、サポーターに自ら声を届けるラポルタ会長

バルセロナは10月24日にレアル・マドリーとのエル・クラシコを控えており、そこではおそらく怪我人がほとんど復帰すると予想されている。この試合がクーマン監督の評価に決定的な影響を与えるという。

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