生え抜きとしてプレーしていたバルセロナを去り、PSGへと移籍したリオネル・メッシ。
財政難のバルサは絶対的存在だった彼を放出せざるをえなかった。
そうしたなか、バイエルン・ミュンヘンでCEOを務めたカール=ハインツ・ルンメニゲは『AS』のインタビューでこう述べていた。
カール=ハインツ・ルンメニゲ(バイエルン元CEO)
「(メッシのブランドはバルサとラ・リーガ全体にとってどんな意味を持つ?)
この3年でリーガは看板選手2人を失った。クリスティアーノ(・ロナウド)はユヴェントスに去り、今度はメッシがPSGだ。
どちらもマーケティング面で埋めることができない穴を残した。
誰が何を言おうと自由だが、ファイナンシャル・フェアプレーの結果として、メッシを手放さざるをえなかったのはオウンゴールだと思う」
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また、バルサの財政難については「13億ユーロ(1687億円)の債務があれば、経費削減は不可避だ。代替手段はない。親友であるジョアン・ラポルタ(バルサ会長)もそれを分かっている。彼はセンセーショナルだし、よりいいマネージャーだ。私は彼がバルサをこの危機から救えると確信している」とも述べていたという。