先日発表された日本代表メンバー。五輪に向けたU-24代表にはこの段階でオーバーエイジの3名が使用されることになり、本大会の招集が確実になった。

今回は酒井宏樹、吉田麻也、そして遠藤航の3名が起用されることになり、おそらく東京五輪のメンバーにも招集されるだろうと考えられている。

ではこれまでの五輪ではどんなオーバーエイジが招集され、どんな成績になったのか…振り返ってみよう。

1996年アトランタ五輪:オーバーエイジ使用せず

西野朗監督の下で戦ったアトランタ五輪。23歳以下のみでプレーするというルールになってから2大会目で、日本にとってはこのルール下での初チャレンジであった。

グループDに入った日本はオーバーエイジの3名を使用せず、全員を23歳以下で構成させた。

そして7月21日の開幕試合でブラジルを相手に1-0と勝利を収め、伝説的な「マイアミの奇跡」を演じることに成功する。

しかし結局その後ナイジェリアを相手に敗れてしまったことが後に響き、第3節でハンガリーに勝利するも勝点6で3チームが並び、得失点差で3位に沈んでしまった。