かつてインテルやボローニャ、ナポリなどで長くプレーしたイタリア代表DFマウロ・ベッルージが、両足を切断する手術を受けたという。
マウロ・ベッルージは1950年生まれの70歳。1969年から1974年まではインテルでプレーし、1972年の欧州チャンピオンズカップでは決勝進出に貢献した選手だった。
【動画】1972年のチャンピオンズカップ決勝、2番のインテルの選手がベッルージだ
その後1974年W杯、1978年W杯、そしてEURO1980にも出場するなどイタリア代表でも中心選手として32試合に出場している。
彼は新型コロナウイルスに感染したことで11月4日から入院しており、合併症にも苦しんでいたとのこと。
『AGI』によれば、その影響によって彼は両足を切断しなければならない状況になり、その手術を受けたそうだ。
マウロ・ベッルージ
「医師は、私がチャンピオンズカップのボルシアMG戦で得点した足を切り落としたんだ。
とはいえ義足を与えられると思うから、私はピストリウス(世界最高の義足スプリンター)のようなスピードを得ることになるさ」
回復したベッルージは、テレビの番組に出演してこう話したとのことだ。