その他

今回詳しく紹介出来なかった選手の中でも“やってきそう”なオーラを放つ選手は何人も存在する。

韓国Kリーグ1部で12ゴールを挙げた仁川ユナイテッドのモンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャ(28)もその一人。家族全員が韓国ライフを満喫しているとの報道もあるが、現役バリバリの代表選手であり、今後獲得に動くJリーグのクラブが出てきそうだ。

中国スーパーリーグの天津泰達で登録外となっている、“ジョナゴール”ことブラジル人FWジョナサン(30)は先日、自身のSNS上で「中国への移籍を第一に考えている」と話していた。だがJ1で得点ランキング上位につける実力を十二分に持つストライカーであり、獲得に乗り出すJリーグのクラブが出てきてもおかしくはない。

2016年のリオデジャネイロ五輪でスウェーデン代表の主将を務め、のちにアルバニア代表を選択した左利きの大型MFアストリト・アイダレヴィッチ(30)も現在フリー。欧州の選手獲得を狙うクラブが既にリストアップしているかもしれない。

一方Kリーグ2部のFC安養を退団したブラジル人FWマウリデス(26)は母国ブラジルで自身の娘に対する養育費未払いに関して何度も裁判を重ねていた。昨年ブルガリア1部リーグのCSKAソフィアから約3億円近くの移籍金で中国スーパーリーグの長春亜泰へ加入した経歴を持つ実力者であるが、選手のトラブルに敏感な昨今のJクラブ事情も踏まえるとJリーグ入りの可能性は低そうだ。

かつて大宮アルディージャ、FC東京、カターレ富山に在籍した韓国人MFソ・ヨンドク(31)はベトナム1部リーグのホーチミン・シティFC在籍時の今年10月に行われたリーグ戦で靭帯損傷の大怪我を負ってしまった。現在は韓国でリハビリを行っており、回復次第で国際経験豊富なMF獲得に乗り出すJ2~J3のクラブが出てくるかもしれない。

また強靭なフィジカルで中盤を引き締める元U-20ブラジル代表MFボキタ(30)、2013年に名古屋グランパスでプレーした元U-21北マケドニア代表MF二コラ・ヤキモフスキー(30)、CSKAモスクワでもプレーしたニジェール代表FWムサ・マーズ(32)らフリーのベテラン外国人選手も下位カテゴリーのクラブとしては狙い目である。

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今後、Jリーグは移籍期間に突入する。その一方でまだリーグが行われている国は感染状況によってリーグが中断される可能性がある。

これからは中断されたリーグでプレーする外国人選手が契約を変更し移籍するケースもあるため、ひょっとすると思わぬビッグネームがJリーグへやって来る可能性もあるかもしれない。

楽しみを持ちつつ、感染を広げないように皆で生活していきましょう。

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