2020シーズンの明治安田生命J3リーグはブラウブリッツ秋田が早くも優勝を決めた。

18日に行われたガンバ大阪U-23戦に2-0で勝利したチームは、J3史上最速となる残り6試合での優勝を達成。クラブ史上初めてのJ2昇格を決めている。

開幕からの無敗記録を28へと伸ばすなど、ロングボールを主体とした戦術で記録的な快進撃を続けている今季の秋田。

特に面白いのが「相手にリードを許した時間」だ。彼らのここまでの全試合結果は以下の通り。

ブラウブリッツ秋田 2020シーズンJ3戦績

○4-0 vsグルージャ盛岡(6月27日)
○2-0 vs福島ユナイテッドFC(7月4日)
○2-0 vsヴァンラーレ八戸(7月11日)
○1-0 vsカターレ富山(7月15日)
○1-0 vsAC長野パルセイロ(7月19日)
○2-0 vs藤枝MYFC(7月25日)
○3-1 vsSC相模原(7月29日)
○1-0 vsY.S.C.C.横浜(8月2日)
○2-1 vsロアッソ熊本(8月9日)
△0-0 vsカマタマーレ讃岐(8月15日)
△1-1 vsガンバ大阪U-23(8月22日)
○3-1 vsアスルクラロ沼津(9月2日)
△0-0 vsセレッソ大阪U-23(9月6日)
○1-0 vsFC今治(9月13日)
○4-0 vsガイナーレ鳥取(9月19日)
△0-0 vs鹿児島ユナイテッドFC(9月22日)
○2-0 vs福島ユナイテッドFC(9月26日)
○2-1 vsグルージャ盛岡(10月3日)
△0-0 vsY.S.C.C.横浜(10月7日)
○3-2 vsセレッソ大阪U-23(10月11日)
○5-0 vsFC岐阜(10月14日)
△0-0 vs藤枝MYFC(10月18日)
△0-0 vsアスルクラロ沼津(10月25日)
○2-1 vsヴァンラーレ八戸(10月31日)
○5-0 vsカマタマーレ讃岐(11月3日)
△0-0 vsAC長野パルセイロ(11月8日)
○1-0 vsFC岐阜(11月14日)
○2-0 vsガンバ大阪U-23(11月18日)

まさに壮観!失点自体が少ないことも大きな特徴だ。

そしてこれらの試合のうち、秋田が相手チームにリードを許したのは10月11日のセレッソ大阪U-23戦、ただ1試合のみ。

しかも時間は、小河詩朋に逆転弾(57分)を許してから井上直輝が同点弾(60分)を決めるまでの間だけ。わずか3分間なのである。凄すぎ!

この試合も最終的には秋田が勝利。昨季までアスルクラロ沼津の指揮を執っていた吉田謙監督のもと、チームは圧倒的な戦いぶりでついにJ2初昇格を成し遂げた。

そんな秋田がこのまま無敗でシーズンを終えるのか。ホームでの凱旋試合となる次戦は、今週末の22日、カターレ富山と対戦する。

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