先日バルセロナの会長を辞任したジョゼップ・マリア・バルトメウが合意をバラしたことで再び話題になった「欧州スーパーリーグ構想」。
なぜこのタイミングで最後っ屁のように暴露してしまうのか…。
これは欧州のビッグクラブ16~18がチャンピオンズリーグを離脱して参加し、より価値の高い対戦カードを増加させようという新しい大会の計画だ。
FIFAとも話し合っているという報道もあったが、FIFA会長のインファンティーノ氏は「興味を持っていない」とインタビューに返答。
さらに今回『calcioefinanza』が伝えたところによれば、『Sportlab』に出席したUEFA会長アレクサンデル・チェフェリン氏もその構想に反対していることを明らかにしたそうだ。
アレクサンデル・チェフェリン
「欧州スーパーリーグは真剣な議論ではないよ。
我々と各国リーグの間には強い協力関係がある。この状況で前向きなことは、対話と連帯である。
いわゆるスーパーリーグは、いくつかのクラブとイタリアのメディアが発明したものであり、我々の提案ではない。
これは、世界で最も退屈なプロジェクトの一つだよ。話しているのは1~2、あるいは3つほどのクラブだけだ。
その彼らは他の者よりも自分たちは価値があると思っているし、スーパーリーグに勝てると信じている。しかし、実際には結局ほとんど勝てないものだ。
私はスーパーリーグ、あるいはスーパーチャンピオンズリーグのような考えには完全に反対している」
チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグを主催しているUEFAも、スーパーリーグのアイデアについては全く考慮していないものであるそうだ。