新型コロナウイルスの影響でシーズンが大幅にずれ込んだUEFAチャンピオンズリーグが閉幕を迎えた。
ホーム&アウェイではなく中立地での一発開催となった準々決勝以降では波乱も起きた。
『BBC』によれば、UEFAは決勝トーナメントを一発勝負にするフォーマットの継続について再検討しうるとのこと。UEFAのアレクサンドル・チェフェリン会長がこう述べたという。
アレクサンドル・チェフェリン(UEFA会長)
「(新型コロナの影響で)そうすることを余儀なくされたが、最終的には新しいものを発見した。
よって、将来的に検討するのは間違いない」
「(決勝トーナメントが)1試合だけの場合、1チームが得点したら、もう1チームはできるだけ早くに得点を奪わなければいけない。
セカンドレグシステムの場合には次の試合で勝つための時間が残されている。
とはいえ、試合が減るという事実についても考慮しなければならない。放送局は『これまでのような試合数ではない、これは違う』と言う。
よって、このクレイジーな状況がいつ終わるのかについて話し合う必要がある」
一発勝負にすることでよりスリリングな展開になる側面があると考えているようだ。
実際、PSGはアタランタとの準々決勝で劇的な逆転勝利を収めている。終了寸前のこの連続ゴールはあまりに劇的だった(以下動画5分20秒~)。
歴史に残る伝説シーン!
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ただし、2024-25シーズンまでは現在のフォーマットを変更することはできない。今年末からそれ以降の大会の枠組みについての話し合いが始まる予定だそう。