先日、プレミアリーグの登録メンバーから外されてしまったことが判明したメスト・エジル。数年前までは世界屈指の司令塔として評価された選手だ。

アーセナルでは長く中心選手としてプレーしてきたが、今年3月に出場して以降全くピッチに出ておらず、完全に「干されている」状況にある。

一説には「エジルを起用すると出場ボーナスを支払うことになり、経営危機に拍車をかけるため」であるとも言われているが、理由はともかくこれで彼は1月までリーグでのプレーが不可能になった。

そのクラブからの扱いに対し、エジルは自身のSNSで初めてチーム内での状況について声明を発表。登録外になったことで大いに落胆したと語ったそう。

メスト・エジル

「アーセナルのファンに対して複雑なメッセージになる。僕はしばらくプレーしていない。さらに今季のプレミアリーグに登録されなかったという事実にとても落胆している。

2018年に新しい契約を結んだとき、僕はアーセナルという愛するクラブに忠誠を誓った。そして、それに応えてもらえなかったことに悲しみを覚えている。

僕もさっき知ったばかりだ。今では忠義を持つことが難しい。常に前向きな姿勢を保つように務めてきたし、すぐにチームに戻れるチャンスが来ると思っていた。それが沈黙を貫いた理由だ。