先日、ステーファノ・ピオーリ監督との契約を延長したミラン。それまではラルフ・ラングニック氏を「全権監督」として招聘するというプランで動いていたものの、成績が向上したことによって方針を急遽変更したという。
そこで話題になったのが、今年3月にミランから解雇された取締役のズヴォニミール・ボバン氏だ。
彼はオーナーのエリオット・マネージメントやイワン・ガジディスCEOらのラングニック招聘計画に公然と反対の意思を示し、経営陣と激しく衝突。強硬にピオーリ続投を主張したために契約を解除されていた。
ところが、結局のところミランはボバン氏が訴えたとおりにピオーリを続投させ、ラングニック氏との交渉を打ち切ることに…。
『Gazzetta dello Sport』はそのボバン氏のインタビューを掲載しており、その中ではこんなことが語られているそう。
ズヴォニミール・ボバン
「ステーファノ・ピオーリは素晴らしい人物であり、素晴らしいコーチなんだ。彼が契約書にサインしたあとに話したよ。私も幸せに思った。
明らかに彼は素晴らしい仕事をしたから満足しているよ。結局のところ、彼は本当に困難な時期に選択された。それからチームをこれだけ改善させたのを見られてよかった。