かつてインテル、ミラン、ユヴェントスなどでプレーした元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ。このほど、ユーヴェU-23チームの監督に就任することになった。
ただ、現役時代にプレーした試合数でいえば、ミランのほうが圧倒的に多い(401試合、ユーヴェは164試合)。では、なぜミランに復帰しなかったのか。
『Gazzetta dello Sport』によれば、本人はこう述べていたという。
アンドレア・ピルロ
「ミランで10年を過ごした後にここ(ユーヴェ)にやってきて、新しい家族を見つけた。
トリノから離れていた時でさえ、関係と友情、敬意は保たれたままだった。
一方、ミランでは旧知の人間はひとりもいなくなってしまった。残っているのは、(パオロ・)マルディーニだけだ。
監督キャリアをここで始めるのは当然だった」
ミラン幹部で知っている人間がマルディーニになってしまい、つながりがほとんどなくなってしまったということのようだ。
かつてピルロとマルディーニはミランでこんなコンビゴールを奪ったこともある。
#OnThisDay
Maldini meets Pirlo's free-kick and his header cruises into the back of the net 🥅
Punizione di Pirlo e frustata di testa di Maldini che batte Storari pic.twitter.com/xuGzM6JUeD
— AC Milan (@acmilan) November 25, 2018
このホットラインは胸熱!マルディーニのヘッドは相当な高難度だったはず…。
かつてのレガシーがなくなりつつあるミランに対し、ユーヴェはこのあたりでも巧者ぶりが窺える。