ファイナンシャル・フェアプレー制度(FFP)違反によって、UEFAから罰金とチャンピオンズリーグ出場禁止処分を受けていたマンチェスター・シティ。
だが、スポーツ仲裁裁判所はその処分を撤回する裁定を下した(ただし、1000万ユーロ<およそ12.1億円>の罰金は支払う)。
『The Athletic』によれば、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督はこの件についてこう述べたという。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「シティが来季もチャンピオンズリーグに出場できるのは嬉しい。
もし来季彼らのプレーする試合が10~12試合ほど少ない場合、他のチームがプレミアリーグで(優勝する)チャンスは全くないだろう。
ただ、昨日がフットボールにとっていい日だったとは思わない。
FFPはいいアイデアだ。チームと大会を守るためにあるので、誰も金の使い過ぎをしない」
シティがCLを戦わずプレミアリーグにより注力できたなら、他のチームに優勝のチャンスはなくなっていたということのようだ。
なお、先日行われた試合でリヴァプールはシティに0-4で完敗。この一戦であったクロップとジョゼップ・グアルディオラ監督のハグシーンがこちら。
Pep Guardiola & Jurgen Klopp embrace after Man City ruin Liverpools celebrations with a 4-0 win 🔵 pic.twitter.com/bRD8mXNIHs
— Football Daily (@footballdaily) July 2, 2020
さすがにペップのほうが生き生きとしている…。
【関連記事】「クロップのリヴァプールが獲得に失敗した7人のスター」
残り3試合となった今季のプレミアリーグ。リヴァプールの残り試合はアーセナル、チェルシー、ニューカッスル戦だ。