かつて世界最高峰の守護神として君臨した元オランダ代表GKエドウィン・ファンデルサール。2メートル近い長身ながら足技と知性を併せ持ち、長年に渡って活躍を続けた。
ただ、ルイス・ファンハール監督の存在がなければ、彼は埋もれたままだったかもしれない。『Ziggo Sport』でこんな話を明かしていたのだ。
エドウィン・ファンデルサール
「(その存在は)とても重要だった!ルイスがいなければ、自分はアヤックスでプレーしていなかったと思う。
彼は友人たちと月に一度トランプをプレイしていた。自分がいたVVノールトワイクの監督も仲間のひとりだった。
監督はこう言ったんだ。『ルイス、君は見に来るべきだ。うちにはアヤックスでもやれるいい右ウィングとGKがいるぞ』ってね。
うちの監督はちょっとビッグマウスだったので、ルイスは「いいから、カードをよこせ」と告げた。
それでも、監督は『ルイス、俺を信じろ。君がすべきなのは…見る来ることだ』と食い下がった。
すると、彼はそうしたんだ。
1週間後にアヤックスから自分に手紙が届いた。トライアルの誘いがね」
当時アヤックスのアシスタントコーチだったファンハールとノールトワイクの監督が偶然トランプ仲間だったことから、トライアルに至ったという経緯があったそう。
アヤックスに引き抜かれたのは19歳という比較的遅い年齢だったが、この偶然の繋がりがなければ、そのまま埋もれていた可能性もあったのだろうか。
そのファンデルサールがアヤックスで見せた神セーブがこれ!
⚪️🔴⚪️ #OTD in 1991, Edwin van der Sar made his first-team debut for Ajax. The rest is history 🙌#UCL | @AFCAjax | @vdsar1970 pic.twitter.com/XfkkVQqZzh
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) April 23, 2020
デカいのにこの身のこなし!
この彼が19歳までは眠れる逸材だったとは…。
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