現在シーズンの再開に向けた動きを見せているイタリア・セリエA。6月から無観客での試合が行われると言われる。

ユヴェントスに所属しているクリスティアーノ・ロナウドもそろそろイタリアに戻る予定で、14日間の検疫に入るとも。このようなプレーがまた見られるか…。

中断前にはかなり調子を上げていたロナウド、マデイラで過ごした日々でコンディションはどうなったか。

しかしながら、この状況ではかなり短期間でスケジュールをこなさなければならず、6週間で13試合を行うというとんでもないものになると言われる。

また、イタリアのガイドラインでは5月18日までプロスポーツ選手にトレーニンググラウンドでの練習が禁止されるため、ギリギリまで自宅から出ることができない。

それに対してイタリアのプロサッカー選手組合会長を務めているダミアーノ・トンマージは『Gazzetta dello Sport』に対して以下のように話し、むしろ外に出ないほうが不健康だと語ったそう。

ダミアーノ・トンマージ(イタリアプロサッカー選手組合会長)

「プロスポーツ選手が練習場に行けないことは、論理に合わない。

試合を再開しろと言っているわけではない。不明な要素が多いからだ。しかしプロスポーツ選手に個人でも練習させないというのはいささか奇妙に思える。

これは選手の健康についてのことでもある。むしろこの命令が多くのリスクを生み出す可能性がある。

5月18日の練習開始に先立って、怪我を防ぐためには体調を整えなければいけない。このような長い休みの後は、選手は完全なフィットネスに戻すことが不可欠だ。

80%以上のクラブが選手の自宅トレーニングをチェックしてくれたことは嬉しく思う。

しかしながら、自宅や限られたスペースで練習することと、ピッチの上で走ることは、全く別のものだ。長期的にも筋肉を損傷する可能性がある。

一歩ずつ進もう。もし次のシーズンまで試合がなかったとしても、アスリートはフィットネスレベルを維持するためにトレーニングをする必要がある。

社会的距離が離れていて、一人で走っているならば、感染のリスクはない」

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ちゃんと距離を取らなければむしろ練習不足で健康リスクが高くなってしまう…との指摘だ。

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