4日に行われたFAカップ、トッテナム・ホットスパー対ノリッジ・シティの試合で大きな話題になる事件があった。
結果は1-1の引き分けとなり、PK戦の末にノリッジが3-2で勝利した。トッテナムは最終キッカーのジェドソン・フェルナンデスが失敗し、これによって敗北を喫することに。
『Guardian』の記事によれば、試合終了後にトッテナムの選手としてプレーしていたMFエリック・ダイアーが観客席に突入。あるサポーターの元へと向かうと、激しい口論を行ったのだ。
なお、ダイアーがスタンドに突入した理由は、この試合を見ていた彼の弟に関する侮辱的な行為や発言が原因だとのこと。
一部報道ではジェドソン・フェルナンデスに対する人種差別的なコメントがあったとも伝えられているが…。
ダイアーが突入した観客席のエリアは、トッテナムに関係する企業向けのスタンドで、モウリーニョ監督は「彼らが本当のトッテナムファンであるかどうか、私も時々疑うことがある場所」だと記者会見で話しているそう。
なんにせよ、おそらくエリック・ダイアーにはFAから何らかの罰則が言い渡される可能性があると考えられている。