23日に行われたトルコリーグのイスタンブール・ダービー、フェネルバフチェ対ガラタサライ。
残念ながら長友佑都にプレーの機会は与えられなかったが、ガラタサライがアウェイで3-1と勝利をあげる結果となった。
もちろん、先制点を決めながらも逆転負け…というフェネルバフチェのサポーターは不満を爆発させており、スタンドにいる会長アリ・コチュに向けて辞任を求める声をあげていた。
すると、アリ・コチュ会長は徐ろに立ち上がり、スタンドからファンの集団の中に飛び込んでいく!
Ali Koç videonun 26. saniyesinde "Satmayın beni" diyor. Allah kahretsin yine sana tutulduk ne yaptıysan yaptın seni satan namerttir girdik bir yola sonunu görmeden dönmek yok. Arkandayız, destekçiniz... pic.twitter.com/P2FB3oEHcL
— 1907 Media🌿 (@1907Media) February 23, 2020
もちろん会長はセキュリティによって守られることになったが、ファンに対して直接反論を仕掛けていたとのことだ。
アリ・コチュは1967年生まれのビジネスマンで、トルコで最も裕福なファミリーのコチュ一族で生まれた人物。
ハーバードビジネススクール出身で、モルガン・スタンレー証券でのアナリストを経てコチュ・ホールディングスで重役を歴任した。
そして2018年にフェネルバフチェの会長選挙で77.6%の得票を得て勝利。しかしそれからはクラブの成績が伸びておらず、ファンからの反感も高まっているという。