ブレイスウェイトは当時を振り返ると「本当に難しかった。私は子供だったので、なぜ車椅子に乗らなければならないのか理解できませんでした。私はいつもそこから抜け出そうとしていました。赤ん坊のように周りの人が常に私の世話をする必要がありました。他の子供たちと同じようにすることことはできませんでした。それでも、やりたかったのは、ただサッカーをすることだけでした。」
と語っている。車いす生活は2年間にも及んだという。
「車椅子に乗っていたときでさえ、私は常に1つの目標を持っていました。偉大なサッカー選手になることです」と語ったブレイスウェイトは今やバルセロナのサッカー選手だ。
だが、彼は当時の気持ちを忘れてはいない。チャリティ活動を行い寄付をしているのだ。
「私は2年間それを経験しましたが、生涯車いすで生活しなければならない人々がいます。何らかの方法で彼らを助けることができればと思います。我々はお互いに助け合う義務があります。それが私が人生で学んだことです。」
特にトゥールーズ時代にはフランスでテロが多かった時期で「どこから手をつければわからない」というほどだったというが、プレー同様地道にキャリアを積み上げているようだ。