6度目となるバロンドールを授与されたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。
今季は怪我で出遅れたものの、復帰後は圧巻のスーパープレーを連発している。プレースキックだけでのハットトリック達成はまさに驚きだった。
このフリーキックの軌道はえげつない…。
今年で32歳になったメッシだが、2010年代の欧州5大リーグのチームにおいて最も稼働率の高いフィールドプレイヤーだとか。
『CIES Football Observatory』が、各チームにおける出場割合の高い選手たちをまとめている。
それによれば、メッシはバルサがこの10年間に戦ったリーグ戦の83.4パーセント(28309分)に出場しているという。凄い数値だが、それだけ依存度が高いともいえそうだ。
欧州全体でメッシ以上なのは、マルセイユGKスティヴ・マンダンダの84.2%(28419分)だけ。
当然ながら数値が高くなるには在籍期間が長いほうが有利。メッシはバルサ一筋で、マンダンダも2016-17シーズン以外はマルセイユでしかプレーしていない。フィールドプレイヤーで2位のトーマス・ミュラー(76.6%で23023分)もバイエルン一筋だ。
ちなみに、クリスティアーノ・ロナウドはレアル・マドリー内での2位(72.2%、24504分プレー)だった。
そのほか、長友佑都はインテル内の第3位で38.2%(12876分)、内田篤人はシャルケ内8位の29.3%(8822分)、香川真司はドルトムント内11位の34.5%(10358分)、酒井宏樹はマルセイユ内11位の26.1%(8798分)に入っている。
また、長谷部誠もヴォルフスブルクのランキングに入っており、彼ら日本人選手は各チームのこの10年の戦いにおいて確かな足跡を残したと言えそうだ。