南野拓実、奥川雅也と同じレッドブル・ザルツブルクに所属するノルウェー代表FWアーリン・ホーラン。
今年のU-20W杯・ホンジュラス戦で1試合9ゴールを決めて脚光を浴びた19歳は今季、リーグ戦で12試合15ゴール、CLで4試合4ゴールを記録しており、今や「世界で最も注目される若手」の一人としてその名を轟かせている。
キリアン・エムバペ(PSG)に続く次世代のスーパースター候補として彗星の如く名乗りをあげたわけだが、そのエムバペと同じくメディアを悩ませているのが彼の「カナ表記」。
彼の姓のスペルはHålandだが、各メディアではホーラン(Qoly採用)、ホーランド、ハーラン、ハーランド、ホランドなど幾つにも分かれてしまっているのだ。
では本人はどのように発音しているのだろうか?聞いてみよう。
母国ノルウェーのメディアに登場したホーラン。ここでは彼のフルネームである"Erling Braut Håland"を自らの口で発音しているが、どうだろうか。
アーリン・ブラウト・ホーラン、あるいはHålandのhがやや薄くなってオーランのようにも聞こえる。(他の言語でもよくあるが)語尾のgやdはほぼ発音をしていないようだ。
ただ、彼の父親アルフ=インゲ・ホーランがかつてプレミアリーグでプレーしたため、息子のアーリンは英国で生まれ、インタビューでもしばしば英語を用いている。
つまり、彼自身の発音であっても、いわゆる一般的なノルウェー人のものと同一かどうかは断定できないが…。
もちろん日本語での表記に正解はないが、これからメディアをもっと賑わせるであろう怪物のカナ表記は、いったいどの形に落ち着くであろうか。