昨季開幕前にFCポルトからマンチェスター・ユナイテッドに加入したDFディオゴ・ダロト。19歳という年齢でありながらも、右サイドの人材難もあって出場機会を獲得してきた選手だ。
しかし今季はシーズン開幕前から怪我に苦しんでおり、さらにアーロン・ワン=ビサカの加入もあって難しい状況となっている。
そんなダロトが意外なところにいることが明らかになった。8日、中国超級リーグの上海上港が公式サイトで彼の写真を掲載したのだ。
なぜ中国へ渡ったのか。それは上海上港に加入するためではなく、このクラブで働いているエドゥアルド・サントス氏の治療を受けるためだそう。
エドゥアルド・サントス氏はかつてダヴィド・ルイスの深刻なハムストリング負傷を治療した名理学療法士で、「奇跡を起こすフィジオセラピスト」と言われている。
夏に膝の手術を受けたダロトは、さらにその後股関節を痛めたことでフィットネスに問題を抱えている。
この継続的な離脱に終止符を打つため、8日間ものスケジュールで中国での治療を行っているそうだ。
8月29日に中国へと到着したダロトは上海上港のクラブハウスに滞在し、オスカルやフッキとも交流を深めているよう。
長い間ピッチから離れざるを得ない状況になっているダロト。この特別な治療で復活できるか?