日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユ。アンドレ・ヴィラス=ボアス監督を新たに招聘したものの、開幕2試合で1分1敗といまだ勝ち星がない。
退団したマリオ・バロテッリの代役としてボカから獲得したアルゼンチン人FWダリオ・ベネデットも不発。ナントとの第2節ではPKを大失敗してしまった。
なんという宇宙開発…。
代表経験もある29歳のベネデットだが、欧州でプレーするのは今年が初。『clarin』のインタビューで、失敗についてこう述べていた。
ダリオ・ベネデット(マルセイユFW)
「まるでラグビーのペナルティキックだった。あんなに酷いPKを蹴ったのは初めてだよ。
アルゼンチンとはボールが全然違う。とても軽い。
そして、体を後ろに傾けてしまった。全部が大失敗だったね」
「フランスのフットボールは自分が慣れているものとは違う。
(リーグアンには)デカいディフェンダーがいるが、それと同時に彼らは速いんだ」
これまでとはボールが全く違うことが失敗の理由だと明かしていたとか。その結果、バーの上を狙うラグビーのキックのようになってしまったとも。
その一方、29歳での欧州挑戦のチャンスは滅多にないこととも述べており、覚悟を持って移籍してきたこともうかがえる。ここから大暴れに期待したい。