先週末に開幕したラ・リーガ。レアル・マドリーはセルタ戦に3-1で勝利したものの、ルカ・モドリッチがキャリア初の一発退場になった。

VARの結果、相手のアキレス腱を踏みつけたとしてレッドカードを提示されたのだ。

スペインサッカー連盟は、開幕前に「アキレス腱への後方タックルはレッドになる」と通告していた。

実はアトレティコ・マドリー戦でもヘタフェFWホルヘ・モリーナが全く同じ裁定で退場になっている。そのシーンがこれ。

追走していたトーマス・パーテイの踵を踏んでしまったモリーナ。当初はイエローだったものの、VARで一発レッドに変わった。

ただ、この新たな踵ルールは現地スペインでも混乱を引き起こしているようだ。『AS』では、すでに大きな議論になっていると伝えている。

そのうえで、ファウルした側が故意か否かの議論は間違ったものだともしている。

競技規則12条には「過剰な力とは、競技者が必要以上の力を用いて相手競技者の安全を危険にさらすことであり、このようにプレーする競技者には退場が命じられなければならない」と記されている。

同紙によれば、故意か否かについての規則はかなり前になくなったとのこと。審判は自らが見た事実を評価するのみで、選手の意図を判断することは不可能だとも。

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