リヴァプールのアカデミーで育ち、トップチームでもプレーしたDFスティーブン・ダービー。
2006年のFAユースカップではキャプテンとしてリヴァプールの優勝に貢献した右サイドバックだ。
2012年に退団した後はブラッドフォード・シティで活躍したが、ボルドンに所属していた昨年に難病であるMND(運動ニューロン疾患)と診断。29歳の若さで現役引退を余儀なくされた(現在は30歳)。
そのダービーのためのリヴァプール対ブラッドフォードのスペシャルマッチがヴァリー・パレードで行われた。
この試合の収益は、ダービーと、彼と同じようにMNDと戦っているクリス・リマーさんとの財団『Darby Rimmer MND Foundation』に寄付されるという。
また、リヴァプール公式によれば、MFジェームズ・ミルナーも自らの財団から、『Darby Rimmer MND Foundation』に小切手を寄付したとのこと。
ジェームズ・ミルナー(リヴァプールMF)
「自分が手助けするための幸運な立場にいることは間違いない。
我々は世の中のための手助けをしており、ダービーの財団もそのひとつだ。
出来る限りの手助けをしたい」
ミルナーらは12月1日にも試合を計画しており、そこでも資金を募るようだ。
なお、『liverpoolecho』などによれば、ミルナーが寄付した額は3万ポンド(406万円)だそう。