昨季UEFAチャンピオンズリーグを制覇したリヴァプール。ユルゲン・クロップ監督の下、多くのことが上手く進んでいる状況だ。

しかし彼らも決して成功ばかりではない。この数年の間にも多くの「大損」になるような選手を獲得してしまったことがあり…。

ロビー・キーン

移籍金:1900万ドル(およそ21.3億円)

2008年夏、キーンへの関心を公に表明したリヴァプール。当時彼を保有していたトッテナムは公に「選手の立場を不安定にさせる行為だ」と訴状を提出するなど泥沼になったが、結局7月28日に契約が結ばれた。

「ダブリンで育っていたころからリヴァプールのファンだった」と語ったキーンだったが、同時に獲得されたフェルナンド・トーレスが爆発する一方で、チームにフィットできず二人のエースを併用することも難しかった。

結局彼は僅か半年でチームを離れることになり、2009年2月2日にトッテナムへの復帰が決まった。移籍金は1200万ポンド(およそ17.46億円)で、700万ポンド(およそ10.19億円)もの損が出た。