ポーランドで開催中のFIFA U-20ワールドカップで、韓国が36年ぶりとなる4強入りを決めた。
ラウンド16で日本を破った韓国は8日、準々決勝でアフリカのセネガルと対戦したが、試合はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定が乱れ飛ぶ凄まじい死闘となった。
時系列に追っていこう。
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先制したのはセネガルだったが、58分、VAR判定により韓国側にPKが与えられ同点に(動画14秒~)。
71分、今度はセネガルがVAR判定によってPKを獲得。一度は韓国のGKが防いだがVAR判定によってやり直しとなり、セネガルが勝ち越す(動画31秒~)。
87分にはセネガルが試合を決める3点目を決めたかに思われた。しかしVAR判定に持ち込まれ取り消しに。90分の間にVARで4度も判定が覆る異常な事態となった。
すると後半アディショナルタイム9分、韓国は起死回生の一発で同点に追い付き延長へ。
延長は96分に韓国が勝ち越しに成功するが、延長後半アディショナルタイム1分、今度はセネガルが土壇場で追い付く粘りを見せる。
3-3となった試合はPK戦に。これを韓国が3-2で制し、死闘に決着がついた。
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同大会での韓国の4強入りは1983年以来36年ぶりのこと。準決勝ではグループステージで日本と引き分けた南米のエクアドルと対戦することが決まっている。