大穴:ティエリ・アンリ

アーセン・ヴェンゲルには「いい指揮官になるための要素を備えている」と高く評価された人物の一人、ティエリ・アンリ。

テレビでの解説者業、ベルギー代表のアシスタントコーチを経て、今季は成績が低迷していたモナコの監督に途中就任した。若い選手を精力的に起用し、アーセナルやバルセロナを下地にした攻撃的なボールを動かすサッカーを繰り広げようとした。

だが、メディアによればアンリの態度はプロ監督のそれではなく、チーム内には不信感が広まってしまったという。成績は向上せず、結局解任されることになってしまった。前任のレオナルド・ジャルディンが呼び戻された事も含め、「契約しなければよかった」と突きつけられた格好だ。

しかし、彼はまだ若い。これによって多くのことを学んだはずだ。今こそ神戸でキャリアを再建すべきではないか。ヴェンゲルも推薦してくれるのでは…。