コパ・アメリカに臨む日本代表メンバーの23名が本日の午後、いよいよ発表される。
この大会の陣容に関しては長く不透明な状態にあったが、最近は東京五輪世代で臨むことがほぼ既定路線とされており、そこに何人かのA代表が入るのではないかと伝えられる。
五輪本番ではOA枠が3枠あるだけに、それも意識した人選となるだろうか。そこで今回は、コパ・アメリカに招集されると面白いかもしれない23歳以上の3選手をお届けしよう。
奥川 雅也(キール)
過去の五輪を見ても、“前の大会で一番下の世代”だった選手が次の大会のOA枠に選ばれることは珍しくない。1996年生まれでリオ五輪を逃した奥川のような選手だ。
かつてあのリヴァプールが獲得に乗り出し、J2に5試合出場しただけで欧州へ渡った「古都のネイマール」は、レッドブルでこそ出番を得られなかったものの今季ドイツ2部のキールで5ゴールを記録した。
もともとドリブルの多彩さとスピードは出色していたが、やや線が細くフィニッシュに課題があった。その点で大きな進歩を見せており、今やA代表への招集にも値する。
また、キールでは既に退団セレモニーを行っており新天地も決まっていない。この大会で活躍し、より良い移籍先が見つかれば…。