20歳以下の世界一を決めるFIFA U-20ワールドカップがいよいよ開幕する。
この世代に優秀な選手が集中する日本は、1999年大会の準優勝を超える成功を期待されたが、大会前に久保建英、安部裕葵、大迫敬介が「A代表を優先する」事情で外れることに…。
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しかしそれでもまだまだ彼らに負けない逸材たちが揃っている。今回は、大会の活躍次第で海外へ渡ってしまうかもしれない選手たちを特集しよう。
田川 亨介(FC東京)
前回2017年大会に久保建英と飛び級で参加した田川は、既に“世界”から関心を寄せられている。
昨季のJ1第1号ゴールを記録し、1つ上の五輪世代で臨んだトゥーロン国際大会でポルトガル代表からゴールを記録した昨夏、レスターからの関心が伝えられ話題となった。
武器は50m6秒0の爆発的なスピードと強烈な左足。そのふてぶてしい性格は典型的なストライカーで、お手本にバイエルンのFWレヴァンドフスキを挙げている。
昨季は、フェルナンド・トーレスと金崎夢生の加入により鳥栖で出場機会を失い、今季、FC東京へ移籍するも出番は少ない。彼が中島翔哉のように海外向きだとすれば…。