PECズウォレ(オランダ)のDF中山雄太が、12日に行われたエールディビジ第34節のVVV戦で移籍後初先発した。
今年1月に柏レイソルから完全移籍で加入したものの、元オランダ代表の名DFヤープ・スタム監督のトップチームでなかなか出番を得られずベンチを温める日々が続いた中山。
しかし3月31日の試合で途中投入され欧州でのデビューを果たすと、今回3試合目の出場にして初めて先発に抜擢された。
Opstelling PEC Zwolle: #pecvvv #peczwolle pic.twitter.com/qlE0Ojrz6P
— PEC Zwolle (@PECZwolle) 2019年5月12日
チームに降格の可能性がなくなったこともあるだろうが、念願だったセンターバックでの起用だ。
この試合はホーム最終戦であると同時に、クラブ生え抜きの38歳GKディーテリク・ブールの現役最後の試合だった。勝利で飾りたいところだったはずだが、結果は厳しいものに…。
ズウォレは前半こそ無失点に抑えたものの、後半、トーゴ代表の巨漢FWペニール・エムラパにハットトリックを許すなど4失点を喫し、2-4で敗れてしまったのだ。
【関連記事】堂安律、「世界レベル」と絶賛された超ゴールがこれ(動画あり)
エールディビジは33節が順延となっていたため、15日に同節が一斉開催されシーズン終了となる。ズウォレは降格が決まったNACブレダと対戦するが、中山に再び出番は与えられるだろうか。