先日行われたJリーグウォーズで、新人王にあたるベストヤングプレーヤー賞に輝いたDF中山雄太。
今シーズンは柏レイソルで30試合に出場し、U-20ワールドカップでも日本代表守備陣の要となるなど飛躍の一年となった。
そんな中山はJリーグウォーズの終了後、『DAZN』のバックステージ・インタビューに登場。
水沼貴史氏、福田正博氏という大先輩から最大の武器であるフィードについて尋ねられると、意外な事実を教えてくれた。
中山 雄太(柏レイソル)
(キックは武器だと思ってるでしょ?)
「負けたくない部分はありますけど、それも世界を見れば似たような選手は多分いると思うんで」
(だって落ち着いてるじゃないですか。プレッシャー来ても慌てないよね。普段慌てたりするの?)
「慌ててますけど、それをやっぱり見せないっていうのは大事かなと思ってます」
(顔に出さない?敢えて?)
「はい」
(相手からプレッシャーがかかってても、プレーでも全く見せない)
「慌てるシーンは結構あるので」
最終ラインからのビルドアップに定評のある中山。
その秘訣は「相手に慌てていることを悟らせないこと」であると言い、あくまで本人は焦りに近いものを感じているのだそう。
福田氏と水沼氏らオフェンス経験者からすると、いくらプレッシングをかけても飄々としているDFはやり辛く感じるようで、中山の知られざる工夫について関心していた。