『BBC』は6日、「心筋梗塞で倒れた元スペイン代表GKイケル・カシージャスが退院した」と報じた。
5月1日にFCポルトでの練習で体調不良に陥り、病院へと運ばれたカシージャス。検査で軽度の心臓発作が発見され、カテーテル法での手術を受けた。
当初から彼の状態は安定していると伝えられてきたが、手術からわずか6日間で退院することになったそう。
CUFポルト病院の前で記者会見に臨んだカシージャスは以下のように話し、周りの人々への感謝を述べた。
イケル・カシージャス
「最も重要なのはここにいることだ。数日前には難しい状況を経験した。それは人生のどこにでも起こり得るものだ。ただ、幸運なことに私は大丈夫。感謝しているし、とても幸運だったと感じている。
世話をしてくれた全ての人々に感謝したい。私はとても愛され、大事にされていた。笑顔でこの状況を乗り越えることが出来た。
FCポルトのメディカルチームが迅速に行動してくれたおかげで、深刻なものにならずに済んだ。
将来についてはどうなるかわからない。しかし最も重要なのはここにいること、話をして皆さんに自分の気持ちを伝えられることだよ」
なおカシージャスは「数週間から数ヶ月間は休む」と話し、今後については様子を見ていくと明かしている。
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生命の危機はないと搬送当初から伝えられていたことから、去就の問題はスペインでも数多く報じられていた。それについては、今後の休息の中で彼自身がさまざまな機関や家族と相談して判断していくことになりそうだ。