26日に日本代表と対戦するボリビア代表。

最新のFIFAランキングでは60位となっているが、彼らはどんな国なのだろうか。

昔は強かった

第一回大会を含むワールドカップに3度出場しており、コパ・アメリカでも優勝と準優勝の経験を1度ずつ持つボリビア。しかし近年は“南米最弱”と言わざるを得ないのが現実であろう。

かつてはこの称号は野球大国ベネズエラに与えられていたが、彼らは先日アルゼンチン代表を撃破したようにこの20年で急速に成長しており、また、低迷していたペルーも復活を遂げている。

一方のボリビアは近年、代表・クラブとも国際試合でほとんど結果を残せておらず、欧州で成功する選手も皆無。代表はこの1年半でミャンマーにしか勝利していない。

それでもライバルはコパ・アメリカを連覇している隣国のチリ。19世紀の後半に勃発した「太平洋戦争」に敗れ、“海”を奪われたことは現在でも深い傷となっている。