GATE3(B・Cブロック)から階段を上がると、その踊り場に専用の扉がお目見え。

扉の前には専門スタッフが配置され、開閉を手助けしてくれるなど、入場前から既に“VIP感”を漂わせる。

さらに、驚きなのはその内部である。

未だこのフロアで観戦したことがない者であれば、「こんなサッカーの見方があったのか」とカルチャーショックを受けることは必至だろう。

カーペットが敷き詰められたフロアには、指定席とは別に、当シートの観客者が共有できる机や椅子が置かれ、大型モニターも完備。このモニターでは試合中の映像も流され、間近で見たプレーをすぐさまハイライトで確認が可能だ。

また、フロアにお手洗いが併設されている点も観戦者にとって嬉しいメリット。

試合中になかなか用を足すことは難しく、ハーフタイムには長蛇の列が発生というのが、スタジアムでよく見かける景色だ。「トイレ待ちの間にゴールを見逃した…」という経験をされた方もさぞ多いことだろう。しかし、このシートでは、その不安は一切ない。

万が一、待機が発生しても、冷暖房が使用されているフロアであれば、その“不快度”は微々たるものだ。

この特権も老若男女から喜ばれることは間違いない。