パナソニックスタジアム吹田は、収容人数39,694人のサッカー専用大型スタジアムで、座席エリアが大きく分けて上層、下層、VIP層に分かれている点が特徴だ。

下層ではピッチとの距離が非常に近く臨場感を味わえ、上層では絶妙な傾斜を活かしてピッチ全体を見渡すことができるが、VIP層はその中間に位置することから、それぞれの良さをブレンドしたハイブリット型とも言えるだろう。


VIP層は来賓用、選手やスタッフの家族用の部屋も用意されているが、実は一般客でもこのエリアで観戦可能な点はあまり知られていない。

「Vシート60」と銘打たれた座席が対象で、文字通り、VIPならではの快適さを味わいながら試合観戦を楽しめる特等席である。

(エキサイティングシードを除くと)最も高額シートであるカテゴリー1との金額差も2,000円であり、VIP層でありながら、比較的価格が抑えられている点も魅力の一つ。

「一席30万円」はなかなか手が届かないが、これなら検討の余地は十分あるのではないだろうか。