ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督のもとで復調を見せ始めているミラン。直近のエンポリ戦でリーグ3連勝となり、セリエAで4位につけている。
そうした中、指揮官の発言が話題になっている。『Eurosport』などによれば、こう述べたという。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ(ミラン監督)
「(主将であるDFアレッシオ・ロマニョーリの価値について)
値段はつけないよ。そうしないと、誰かが奪っていってしまうからね。
(逆説的な意味で)価値はない。だから、ここに残るのが正しい(笑)。
冗談抜きで、24歳の彼をキャプテンにした私は叩かれまくった。だが、アームバンドが彼に力を与えたよ。
成長のためのびしろが大いにある。このクラブで重要な歴史を刻めるよ」
2015年にローマから移籍したロマニョーリ。若くしてミランのカピタンを託された彼は評価と価値を高めている。
『Transfermarkt』によれば、現在の市場価値は4000万ユーロ(50億円)。ただ、引き抜かれることを恐れるガットゥーゾは、あえて価値がない選手だと冗談交じりに述べていたようだ。