谷 晃生(ガンバ大阪)

今回のアジアカップは東口順昭の負傷もあって権田修一が正GKを務めているが、シュミット・ダニエルも含め3人は横一線。日本代表でもっとも不透明なポジションだ。

そこで思い切って18歳の谷を推したい。ガンバ大阪のユース出身で、昨年、堂安律以来となる飛び級でトップ昇格した彼は、まだJ1での出場がないもののU-23チームで経験を積み、各年代の代表で国際大会を戦っている。

189cmと長身ながらシュートの反応、ハイボール、足元の技術など非凡な才能を有しているうえ、非常に向上心があり、慢心することがない性格も彼の魅力である。

現時点ではU-19代表の守護神でしかないが、東京五輪はもちろん3年後のワールドカップを狙える逸材であり、将来を見据えてコパ・アメリカに呼んでみてはどうだろうか。