アジアカップの準々決勝で日本と対戦するベトナム代表。

彼らは今大会のグループステージでイラク、イランに連敗を喫したものの、最終節でイエメンに勝利し3位で決勝トーナメントに。ラウンド16では前回覇者オーストラリアを破って話題となったヨルダンをPK戦の末に退けた。

これで2007年大会に記録したベスト8の最高成績に並んだが、当時は自国を含めた共同開催であり、既に歴史的な快挙といってもいいだろう。

そんなチームを牽引しているのが、ヨルダン戦で貴重な同点ゴール(00:40~)を決めた23歳のグエン・コン・フォン。10代の頃から「ベトナムのメッシ」と呼ばれ、国民的な英雄になっているストライカーだ。

今夜の日本戦は劣勢が伝えられるが、この「ベトナムのメッシ」を甘く見ると痛い目に遭うことになるかもしれない。