『bongdanet.vn』は22日、「堂安律はベトナム人の選手ではない』と伝えた。
UAEで開催中のアジアカップは24日から準々決勝が始まり、日本代表はベトナム代表と対戦する。
ベトナムは共同開催した2007年大会のベスト8が過去最高成績であり、記録更新がかかった日本戦は国民的な関心事になりそうだ。
そんななか同国では、日本の堂安律がちょっと違った形で注目を集めている。
というのも堂安の名前を英字にすると「Doan」、これはベトナムで一般的な名字であり、そのことから「堂安はベトナム人ではないか?」と考える人がいるのだ。
しかし『bongdanet.vn』はこの憶測を否定した。
「1998年6月16日、MF堂安律は兵庫県尼崎市で生まれました。
彼は多くのサッカーファンからベトナム人ではないかと考えられています。なぜならĐoànもしくはDoãnはベトナムでポピュラーな名前であり、逆に日本では珍しいものであるからです。
「しかし最近明らかになったことによると彼の両親は日本人で、ベトナムにルーツはありません」
また、『news.zing.vn』も堂安が世界的に注目される若手であることを紹介したうえで、
「リツの姓はDoan(堂安)であり、ベトナムのファミリーネームのように見えます。しかし(ベトナムの文字に直すと)ĐoànではなくĐường(堂)An(安)です※」
と説明し、同胞と間違えることがないように注意喚起している。
なお、今大会のベトナム代表には堂安と同じ綴りのドアン・ヴァン・ハウ(Doan Van Hau)がいる。
※ベトナムのĐoànを漢字にすると「段」になる