結論は…
情報を整理してみよう。
・チャビが優勝候補に挙げるほどカタールは強い
・一昨年、日本に勝利したサウジアラビアも調子が良い
・オーストラリアは日本の宿敵であるが、キーマン不在で高さもかつてほどではない
・首位通過は移動が必要だが、2位通過はそのまま滞在できる
・ブロックの山は、首位通過のほうがやや楽
これらを総合的に判断すると、日本はウズベキスタンに無理に勝つ必要がなく、もしかすると2位通過のほうがやや分があるといえるのかもしれない。
しかし昨夏のワールドカップで日本が危うくそうなりかけたように、グループ最終節のターンオーバーでリズムを崩すことはサッカー界において珍しくない。
次の対戦相手を考えながらプレーする、あるいはそれによって中途半端に戦うくらいなら、しっかり勝ちにいくなかでチームの成熟度を高めていくほうが有効といえるだろうか。
なお、対戦相手の詳細な分析については、「アジアカップ、日本代表がベスト16で当たるかも?な5カ国を解説する」を確認していただきたい。