鹿島アントラーズのDF昌子源が、フランス1部トゥールーズへ移籍する。
欧州におけるセンターバックは第一に体の大きさ、強さを求められるポジションであり、日本人にとってはGKやストライカーと並んで“鬼門”ともいえるポジションだ。
そこで今回は、そんなハンデを覚悟しながらも欧州の主要リーグに挑戦した日本人選手を振り返ろう。
植田直通
2018~ セルクル・ブルッヘ(ベルギー)
南野、中島、中村航輔らと同じ“94ジャパン”の主力として、また、鹿島で昌子の相棒として活躍した大型DFは、2018年ワールドカップで出番を与えられず、成長を期して欧州へ渡った。
ベルギーでも当初は出場機会を得られなかったものの、最近は3バックの右ストッパーとして継続して出場しており、先月には首位ゲンク撃破に貢献した。
恵まれた体格を持ち、テコンドー経験者でもある植田は、日本には珍しく相手と“ガチンコ”でやり合える武闘派なだけに、これからの成長に期待したい。