富樫敬真(FC東京)

日本人の父とアメリカ人の母を持つ本格派のストライカー。

生まれはニューヨーク州だが小学生の頃に横浜市に移住し、横浜F・マリノスのジュニアユースへ。ユースに昇格することはできなかったものの、関東学院大学在学中にマリノスの特別指定選手に登録され、卒業後に正式に加入を果たした。

リオ五輪の代表候補にも選ばれた実績を持つFWでスピードがありフィジカルにも優れる。しかし、今季は期限付きで移籍したFC東京でリーグ戦1ゴールに留まっており、決定力に大きな課題を残す。

第5節のガンバ大阪戦では、1点リードのアディショナルタイムにゴールライン上で相手のシュートを防いだビッグプレーが話題となった。ただ期待に応えたとは言い難く、来年は保有権を持つマリノスに復帰することが予想される。

ちなみに名前の読みは敬真(けいまん)。この珍しい名前は、両親が新婚旅行で訪れたケイマン諸島が由来である。

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