――今年途中までスウェーデン1部のダルクルドでプレーされていました。どういった流れでイラン行きが決まったのでしょうか?

7月中旬にイランからオファーが届きました。その当時ダルクルドのオーナーがチームから去り経済的に厳しい状況でした。そうしたなかイランから移籍金のかかるオファーが届き、チームとしてもお金がいるとのことで、スムーズに話が進みました。

――移籍はすぐに決断しましたか?契約期間は?

相当悩みましたが、1日で決めました。契約年数は2年です。

――日本人として初めてイランのトップリーグでプレーする選手になりました。杉田選手はタイでのプレー経験もありますが、同じAFC圏内でもイランサッカーのレベルやプレー環境はどうですか?

イランはフィジカルに優れたチームが多い印象です。どの選手も球際に激しく、戦える選手が多いですね。環境はタイよりもいいと思います。スタッフの数も多く、組織としてしっかりとオーガナイズされています。

――所属するトラクトル・サジはどんなチームですか?杉田選手はどのポジションで出場し、監督にはどんなことを言われていますか?

僕の所属するチームは今年からオーナーが代わり多くの選手を補強しました。ヨーロッパでプレーしていたイラン代表の第1、第2、第3キャプテンを獲得し、国内でも凄く注目されています。僕は主に左のウイングのポジションで起用され、どんどん仕掛けることを求められていますね。

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Thanks to @tiraxturclub for the Highlights! 🇯🇵❤️🚜
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One more crossbar, the ball doesn't want to go in! 😅⚽
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――イランといえば、ペルセポリスがACL決勝に進出し、鹿島アントラーズと対戦します。リーグでの対戦はまだですが、彼らについて知っていることを教えてください。

ペルセポリスはイランでも最も人気のあるチームで、エステグラルとのテヘランダービーは10万人近い観客が入ります。今年は選手の獲得制限の制裁があったらしく、チームのスタッフいわく、12人しかいい選手がいないとのことです。実質、ベンチ1人で戦わなければならないと言っていました。