GK:アリ・レザ・ビランヴァンド

今回のペルセポリスを決勝まで導いたのは、まさにこのイラン代表の守護神であろう。

急成長を遂げた26歳のゴールキーパーは、何度もピンチを救い、そしてチャンスを作ってきた。攻撃陣がアジア最高レベルとは言い難いチームがここまで来られた理由はそれだ。

先日行われた準決勝のセカンドレグでもチャビ・エルナンデスのシュートを奇跡的なセーブで弾き、世界的にも話題を集めた。

彼の特徴は圧倒的な強さを持つ「肩」と言われ、相手ゴール前まで届こうかというスローイングができる。しかしその一方でキックの精度にも優れており、攻撃面の能力は高い。

そして守備の点でも鋭い反射神経と194cmの身長を生かした高さ、鈍重者を感じさせないスピードで隙を見せない。鹿島アントラーズは彼の牙城を崩せるのか?

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